二條若狭屋
「山の恵み」
モミジと銀杏の妙なる
グラデーション
亀屋良永
「うつろひ」
青葉が次第に色づく頃
京都鶴屋
「女郎花(おみなえし)」
山野に佇む可憐な黄色の花
のほほ~んとみほとけなど見て歩く今日この頃のこと
春らしい主菓子4種 鶴屋吉信で買ってみた。
花 筏・・・桜のはなびらが筏のように連なる様子。
都の春・・・京都の春を彩る 桜と柳をきんとんで表しました。
春の水・・・桜の花びらがせせらぎに浮かぶ情景を表しました。
胡 蝶・・・胡蝶とは蝶のこと。外郎で蝶を表しました。
(鶴屋吉信ホームページより)
京の町に古くから伝わるひな祭のお菓子の定番「ひちぎり」
下の餅の部分を引きちぎるようにして作るため「引きちぎり」から名付けられたのだとか。
なるほど下の餅の部分の一箇所が引きちぎられたような形になっている。
宮中での祝儀に用いられた「戴き餅」に餡を載せたものともいわれているようだ。
この時期百貨店にいくと、菓子屋により千差万別、さまざまなバリエーションの「ひちぎり」が売られている。
老松のものは、ピンクのねりきりと緑のよもぎ団子のうえにそれぞれきんとんを載せたものだった。
ちなみに今年初節句を迎える我が家の孫は「ひちぎり」ではなく雛ケーキで祝うようだ。
若草色のきんとんの上に黄色の打ち出の小槌と赤い亀があしらわれ
金箔が二片散らしてあります。めでたさも格別なお菓子でした。
しげ爺さん
しげ爺さん