
青蓮院の塔頭 将軍塚青龍殿 国宝「青不動」御開帳 10/8~12/23
東山山頂に新たななお堂「青龍殿」が今年10月に落慶
それを記念して、平安仏画の最高傑作といわれる「青不動」が御開帳されている。
もともと朝廷内で祀られていたものを、平安末期に皇室と縁の深かった青蓮院に下賜されたという、
国宝中の国宝だ。
憤怒の形相の不動明王や、待者である二童子の表情もどこか漫画チックだ。
また燃え盛る火焔をよく見ると、七羽の伝説上の火の鳥「迦楼羅(かるら)」が生き生きと描かれているのがわかる。

のほほ~んとみほとけなど見て歩く今日この頃のこと
青蓮院の塔頭 将軍塚青龍殿 国宝「青不動」御開帳 10/8~12/23
東山山頂に新たななお堂「青龍殿」が今年10月に落慶
それを記念して、平安仏画の最高傑作といわれる「青不動」が御開帳されている。
もともと朝廷内で祀られていたものを、平安末期に皇室と縁の深かった青蓮院に下賜されたという、
国宝中の国宝だ。
憤怒の形相の不動明王や、待者である二童子の表情もどこか漫画チックだ。
また燃え盛る火焔をよく見ると、七羽の伝説上の火の鳥「迦楼羅(かるら)」が生き生きと描かれているのがわかる。
阿弥陀如来像と数々の楽器を携えた二十五菩薩像を祀る泉涌寺の塔頭「即成院」
毎年十月第三日曜日には「二十五菩薩お練供養法会」がおこなわれる。
極楽浄土に見立てた本堂と現世に見立てた地蔵堂との間に長さ約50メートルの橋が渡される。
来迎和讃が響きわたり、大人から小学生までの二十五人が扮する菩薩様が橋の上をゆっくり練り歩いていく。その姿は阿弥陀如来の来迎によって極楽浄土へと導かれる様子を表しているのだそうだ。
先日醍醐寺に行ったら、霊宝館の主な仏像のほとんどが奈良国立博物館に出張していた。
それなら出張先まで行ってしまえということで、観光かたがた奈良まで行ってきた。
宝物館の国宝、文化財のみならず、険しい山の上に祀られた上醍醐の五大明王まで山を下りて奈良国立博物館に来ておられた。
上醍醐の五大明王が山を下りたのは初めてのことだそうだ。
五大明王のうち、一番左端の大威徳明王騎牛像(だいいとくみょうおうきぎゅうぞう)だけが創建当初(平安時代)の姿をそのまま残しており、極めて貴重なものだそうだ。
清水寺の千日詣り 8月9日~8月16日
この間の一日の参詣は千日分の功徳に相当するのだそうだ。
本尊は秘仏であるためお前立ちの観音様を拝むしかないのだが、普段は見られない二十八部衆や風神雷神などの仏像群を拝観できるのがとてもうれしい。
観音様の両脇に30体もの仏像がひしめきあうように立ち並ぶさまは圧巻としかいいようがない。
幾度となく訪れた清水寺の内部が三十三間堂のような仏像のワンダーランドだったとは驚きだ。
ただ内々陣がうす暗く、奥のほうの仏像がよく見えないのと、人が多すぎてゆっくり拝観する間もなく押し出されてしまうのが少し残念だ。
大好きな迦楼羅王など、どこにおられるのかさえわからなかった。(画像は清水寺パンフレットより)
太秦の広隆寺といえば、国宝第一号に指定された弥勒菩薩半跏思惟像がとても有名です。
霊宝館を訪れてみると、薄暗い館内にかすかに微笑を浮かべた美しすぎるお姿が・・・飛鳥時代のみほとけと間近に向き合えることが奇跡のように思えるひとときでした。
←隣には飛鳥時代に百済から貢献されたというもうひとつの国宝弥勒菩薩半跏思惟像が祀られています。
表情がべそをかいているようにみえるため「泣き弥勒」とも呼ばれているのだとか。百済が恋しくて泣いているのだろうか?
しげ爺さん
しげ爺さん