阿弥陀如来坐像
約40年ぶりの宇治平等院鳳凰堂。
もはや記憶の片隅にも残っていなかった仏師定朝の最高傑作
「阿弥陀如来坐像」を拝観。
定朝様式といわれる寄木造の仏像は全国にあまたあれど、定朝自身の作として確証があるのは、この仏像ただひとつだそうだ。


宇治 平等院

建物全体が鳥が翼を広げた姿だといわれる平等院鳳凰堂。
格子越しに阿弥陀如来が浮かび上がるさまは平安貴族が夢にまで見て憧れた極楽浄土の光景だったに違いない。