
同志社大学の今出川キャンパスには重要文化財に指定されている建物が5棟、登録有形文化財の建物が2棟ある。
いずれも歴史を感じさせるレンガ造りの重厚な建物だ。
いわば明治期の近代建築の一大集積地なのだが、私が在籍していた遠い昔、そんなことにも無頓着で遊び呆けていた。
この大学のシンボルともいえる「クラーク記念館」は5年がかりで修復工事が行われていたが、2008年2月に竣工した。

同志社礼拝堂
プロテスタントのレンガ造チャペルとしては日本に現存する最古の建物。

彰栄館の塔屋は鐘塔と時計塔を兼ねており、毎朝の礼拝を告げる鐘の音は、明治以来司鐘生と呼ばれた同志社中学校の生徒が担当していたという。現在、中学校は岩倉キャンパスに移転している。
他にハリス理化学館、有終館が重要文化財に指定されている。
