仁和寺の金堂と経蔵が第49回京の冬の旅で特別公開されている。
御所の紫宸殿を移築したという国宝の金堂は、以前に拝観したように思うが、経蔵は拝観したことがなかったので出掛けることにした。6年ぶりの特別公開らしい。
経蔵とはお経の保管場所のこと。八角形の天井まで届くお経入れが中央に配置されている。
何百というお経を収める引き出しがあり、ぐるりと廻すことにより、すべてのお経を唱えたことになるのだとか。
堂内に安置されているのは小さな釈迦如来、普賢菩薩、文殊菩薩の三尊。
壁面には色鮮やかな八大菩薩や十六羅漢などが描かれていた。
仁和寺は真言宗の寺であるのに、この経蔵の様式はなぜか禅宗様式なのだという。不思議だ。
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