
「誓願寺と女人極楽往生」
娘に先立たれた和泉式部はその悲しみから世の無常を感じ、この誓願寺に48日間こもって一心に念仏をとなえました。すると霊夢に老尼が現れて「念仏をとなえれば女人の往生も間違いなし」とのお告げがありました。
式部は尼となって庵を結び、そこでめでたく往生したのです。この庵室が「誠心院」であり、いまも誓願寺のすこし南に現存しています。
この茶ふきんの絵は、誓願寺に伝わる「誓願寺縁起絵巻」から極楽の菩薩となった和泉式部の姿を忠実に写したものだそうです。
のほほ~んとみほとけなど見て歩く今日この頃のこと
しげ爺さん
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