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上京区の相国寺の境内の一隅にひっそり佇む「宗旦(そうたん)稲荷」

千利休の孫に当たる宗旦に姿を変えて人々の前に現れたという「宗旦狐」が祀られています。
相国寺塔頭の茶会で宗旦になりすましたこのキツネが点前を披露しているころに、宗旦本人が遅れて入ってきて、その見事な点前に感じ入ったといわれています。
ほかにも、托鉢(たくはつ)の列に加わったり、囲碁の相手をしていたといった微笑ましい逸話が数多く語り継がれています。