しげ爺さんの京都つれづれ

のほほ~んとみほとけなど見て歩く今日この頃のこと

門前名物

鞍馬名物 多聞堂 「牛若餅」

牛若餅

清少納言が『枕草子』で「近くて遠きもの」と記した鞍馬寺へ向かう急勾配の九十九折(つづらをり)の道、
往復歩いて汗びっしょりになったところで、鞍馬駅近くの「多聞堂」という菓子屋で休憩をとった。
「多聞天」は「毘沙門天」の別称らしいので鞍馬の毘沙門天さんにちなんだ店名のようだ。
「牛若餅」という栃餅が名物らしい。おうすとのセットをいただいた。
栃餅にくるまれたこしあんが絶妙で文句なしにうまいっ
出町ふたばの「豆餅」より好きかも・・・

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門前名物 嵯峨鳥居本 平野屋 「しんこ」

平野屋2
古くから火伏せの神として信仰が厚い愛宕神社。その一の鳥居横に「平野屋」があります。
門前菓子「しんこ」は米粉を使った素朴なおだんご。
プレーンの白と、ニッキの茶色、抹茶の緑の3種類、これに黒砂糖をまぜたきな粉をまぶしていただきます。
しみじみと昔なつかしいおいしさでした。

平野屋


愛宕街道の茶店として400年もの歴史がある老舗。
磨きぬかれた黒光りの室内。江戸時代にタイムスリップしたかのような風情です。


 
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門前名物 二軒茶屋中村楼 「祇園豆腐」

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mainCAMBM4FZ八坂神社の南門の中に佇む「中村楼」は、創業450年の歴史を持つたいへんな京料理の老舗ですが、その前身は南門前にあったという向かい合わせの二軒の茶屋のうち、東側の「柏屋」だといわれています。
江戸初期に売り出した田楽豆腐の「祇園豆腐」が大ヒット。店頭で披露した豆腐切りの早業とともに、木の芽味噌のスパイシーな風味が評判となり、京名物として評価されるようになったのだそうです。
現在の「中村楼」はさすがに老舗としての格式が高そうですが、併設の茶店では、この「祇園豆腐」を気軽に味わうことができます。

門前名物 北野天満宮 「長五郎餅」

長五郎餅2
天正15(1587)年10月、北野天満宮での大茶会で豊臣秀吉に大層気に入られ、「以後長五郎餅と名乗るべし」と命名されたという由緒あるお餅です。

毎月25日、北野天満宮の縁日に東門内に長五郎餅の茶店が出店されています。


長五郎餅

漉し餡を羽二重餅で包んだいたってシンプルなお餅ですが、もっちりと柔らかい羽二重と、あっさりした甘さの餡が絶妙で、飽きがこない美味しさです。
縁日にお参りの際にはぜひどうぞ。
←長五郎餅と抹茶のセット 500円 

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門前名物 「やわた走井餅」(はしりいもち)

P1010292石清水八幡宮表参道一ノ鳥居前にある「やわた走井餅老舗」

門前茶屋の面影を残した風情ある外観が目を引きます。

走井餅は江戸時代中期に大津で創業、湧水「走井」を用いて、初代井口市郎右衛門正勝が餡餅を作ったことに始まります。





P1010305この大津名物走井餅は、明治43年(1910年)6代井口市郎右衛門の四男嘉四郎によって、石清水のふもとへ引き継がれました。ほどなくして大津の本家は廃業。したがって八幡のこの店が直系唯一の走井餅だそうです。(現在、大津に「走井餅本家」という菓子屋があるが直系ではないのか??)
こし餡をやわらかい杵つき餅で包んだどこか懐かしい味わいのお菓子です。

下鴨神社  さるや「申餅」 (さるもち)

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下鴨神社の参道に「さるや」という一軒の茶店があります。昨年140年ぶり復元された、下鴨神社の名物「申餅」(さるもち)
復元したのは下鴨にある小豆には定評のある「宝泉堂」という和菓子屋さんです。
小豆をお餅で包んだシンプルなもので、お餅は小豆の茹汁(ゆでじる)で染められています。その色は、命が生まれる瞬間を表し、「はねず色」と呼ぶそうです。





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持ち帰り用のパッケージには京名物や土産を紹介した江戸時代の文献「出来斎京土産」の絵が使われています。

京のつつみ紙 神馬堂の焼き餅「葵餅」

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京都で焼き餅と言えば、上賀茂神社近くの「神馬堂」です。
粒餡入りの白餅が、店先の鉄板でこんがりと焼かれています。
やはり焼きたての味は超~美味で大人気。
売切れ次第閉店しちゃうんでお早めにお買い求めください。
いまにも飛び出してきそうな神馬が描かれている包み紙がとてもいいです。

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明治五年創業当時は、店名の通り上賀茂神社の神馬小屋のそばで茶店を開いていたそうです。
焼き餅というのは俗称で、上賀茂神社の葵の神紋にちなんだ『葵餅』というのが正式名称です。

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