しげ爺さんの京都つれづれ

のほほ~んとみほとけなど見て歩く今日この頃のこと

京のみほとけ

京のみほとけ 正法寺「三面千手観音菩薩」

正法寺
京都西山の麓、大原野の里にひっそり佇む正法寺。
ご本尊は千手観音菩薩。
千手観音は手がたくさんある分お顔も多く、頭上に小さなお顔が並んでいるのが普通だが、それは出来るだけ多くの方向に目を配って、多くの人々を救ってやろうという趣旨。
正法寺のご本尊は加えて、お顔の両側にもまた化仏という別の顔があって、三面形式になっている。過去も未来にも目を配ろうという意味なのだとか。
嗚呼ありがたや・・・



宝菩提院願徳寺 菩薩半跏像

願徳寺


京都西山の麓、大原野の里の小さな山寺に、こよなく美しいみほとけがひっそりと祀られている。
宝菩提院願徳寺は長岡京内の大寺院であったという。戦後この地に移転、今では京都で一番小さな拝観寺院といわれ、平日など訪れる人もほとんどいない。
我が家にいちばん近い国宝なのだが、つい最近までその存在を知ることもなかった。
ただ仏像マニアにとっては必見、憧れのみほとけなのだ。
私にとって、今まで拝観してきた数ある仏像のなかで、もっとも心奪われる仏像のひとつだ。


東寺 灌頂院 「十二神将」特別公開

十二神将3
東寺の金堂の本尊・薬師如来の台座部分に安置されている十二神将像が灌頂(かんじょう)院へ移され、「京都非公開文化財特別公開」の一環として公開されている。

通常は台座の後ろ側に安置されていて見ることができない神将像を含め12体すべてを、360度ぐるりとかぶりつきで拝観できるように展示されている。








東寺3十二神将は薬師如来を守護する12体の武神で、甲冑をまとい、十二支の動物を頭部に付けている。
1603~04年豊臣秀頼の時代の作。
頭部を飾るねずみや牛など十二支の彫刻や、水晶がはめ込まれた眼光の輝きなど、細部までじっくりと堪能でき大満足だ。

京のみほとけ 平等院鳳凰堂「雲中供養菩薩像」

雲中菩薩平等院鳳凰堂の内壁に、本尊阿弥陀如来像を囲むように52躯もの雲中供養菩薩像が掛けられている。
さまざまな楽器を奏でているもの、優雅なポーズで舞っているもの、合掌するものなど、実に多種多様で躍動感あふれる仏像群だ。当初は極彩色に彩られていたという。
阿弥陀如来像とともに52躯すべてが国宝。
極楽浄土がこんな風ならいますぐにでも迎えにきてほしい・・・
雲中
52体の雲中菩薩像が一体ごとトランプカードとなってミュージアムショップに売られていた。
トランプの枚数と雲中菩薩像の数がぴったしカンカンなのだ。
ちなみにジョーカーはかの鳳凰の写真であった。

京のみほとけ 平等院鳳凰堂 「阿弥陀如来坐像」

阿弥陀如来坐像
約40年ぶりの宇治平等院鳳凰堂。
もはや記憶の片隅にも残っていなかった仏師定朝の最高傑作
「阿弥陀如来坐像」を拝観。
定朝様式といわれる寄木造の仏像は全国にあまたあれど、定朝自身の作として確証があるのは、この仏像ただひとつだそうだ。


宇治 平等院

建物全体が鳥が翼を広げた姿だといわれる平等院鳳凰堂。
格子越しに阿弥陀如来が浮かび上がるさまは平安貴族が夢にまで見て憧れた極楽浄土の光景だったに違いない。



京のみほとけ 東寺 「持国天」


東寺


東寺講堂の立体曼荼羅の国宝仏像群の中で東西南北の四隅を守護するのが四天王像
イケメンで有名な「帝釈天」とガチョウに乗った「梵天」を合わせた六体が仏教界のガードマン役ともいうべき「天部」を構成している。どの仏像も国宝にふさわしい魅力にあふれている。
四天王のなかで、もっともお気に入りなのが東を守護するこの「持国天」
甲冑姿の躍動感あふれる勇姿に圧倒されるばかりだ。東寺はやはりすごい!


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もうひとつの空也上人立像 「月輪寺」

空也

昔から火伏の神様として京都の住民の信仰を集める愛宕神社
その愛宕山頂に向かう裏参道の中腹に、今にも朽ち果てそうな風情の月輪寺がある。
険しい山道を延々と歩いていくしかないこの隠れ寺に、六波羅蜜寺のものとは違う
もうひとつの「空也上人立像」が安置されている。
服装や持ち物、大きさはほぼ同じだが、六波羅の空也上人が祈るような穏やかな表情なのに対し、
月輪寺の上人は眼光鋭く荒々しい情念が強く感じられる。
口から吹き出る六体の仏像は、六波羅が一線上に六体並んでいるのに対し、
月輪寺の上人は三体ずつ二方向に吹き出ている。
写実的な完成度は六波羅には及ばないもののなぜか心魅かれる一体だ。


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御室 仁和寺 金堂・経蔵特別公開

仁和寺

仁和寺の金堂と経蔵が第49回京の冬の旅で特別公開されている。
御所の紫宸殿を移築したという国宝の金堂は、以前に拝観したように思うが、経蔵は拝観したことがなかったので出掛けることにした。6年ぶりの特別公開らしい。
経蔵とはお経の保管場所のこと。八角形の天井まで届くお経入れが中央に配置されている。
何百というお経を収める引き出しがあり、ぐるりと廻すことにより、すべてのお経を唱えたことになるのだとか。
堂内に安置されているのは小さな釈迦如来、普賢菩薩、文殊菩薩の三尊。
壁面には色鮮やかな八大菩薩や十六羅漢などが描かれていた。
仁和寺は真言宗の寺であるのに、この経蔵の様式はなぜか禅宗様式なのだという。不思議だ。

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建仁寺塔頭 霊源院 「胎内仏 毘沙門天立像」

霊源院
建仁寺の塔頭 霊源院で、南北朝時代の肖像彫刻の傑作「中巌円月坐像」が特別公開されている。
この像は約70年ぶりに京都国立博物館からこの寺に里帰りしたものだ。
平成8年、この坐像の修理中に発見された胎内仏「毘沙門天立像」も同時公開されている。像高37・5センチの小さな像で、左手に掲げた水晶の中に伝教大師最澄が持ち帰った仏舎利が納められているという。
ガイドさんの話では、この胎内仏の作者はなんと運慶の嫡男、湛慶なのだとか。
X線撮影でこのような胎内仏の映像が浮かびあがった瞬間は、さぞやびっくりしたことだろう。


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特別公開 勝林寺「毘沙門天立像」

勝林寺2
東福寺の塔頭寺院 「勝林寺」 
秘仏の本尊「毘沙門天立像」が
第49回「京の冬の旅」で特別公開されている。
平安時代の仏師・定朝作と伝わる一木造の像で、江戸時代に東福寺仏殿の天井内で発見されたもの。

勝林寺



定朝といえば平等院鳳凰堂などの定型化された寄木造の穏やかな阿弥陀さまを思いうかべるが、こちらの毘沙門天は荒々しい憤怒相の像だ。迫力があり堂々として実に見応えがある。

勝林寺4jpg





厨子に納められた像高16.7cmの小さな「毘沙門天像」は本尊内に納められていた胎内仏で同時公開されている。


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