しげ爺さんの京都つれづれ

のほほ~んとみほとけなど見て歩く今日この頃のこと

おもしろ京土産

おもしろ京土産 京大「総長カレー」

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京大「総長カレー」は第24代尾池和夫総長自らの監修のもと完成したビーフカレーです。
画像は京大正門横のカフェレストラン「カンフォーラ」で提供されているこの京大名物をレトルトカレーで再現したもので、学内で売られています。

小麦粉を使用せず、香味野菜と9種類の香料とトマトで仕上げた本格派の味だそうです。
一食630円とレトルトにしては結構なお値段なので大切に保管中。
孫に食べさせたら少しは賢くなるかも・・・

美術はがきギャラリー「京都 便利堂」

DSC01298中京区富小路三条にある便利堂のアンテナショップ。色とりどりの美術葉書が並んでいます。
便利堂が美術品の複製に使う技術が細な部分まで精巧に印刷できる「コロタイプ印刷」です。
多色刷のコロタイプ工房を持つのは日本で唯一便利堂のみだそうです。この技術を使って過去には法隆寺金堂壁画などの複製をつくってきたといいます。

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40種類以上のインクから職人が自分の目で思い描く色を調合し、ひとつひとつ手作業で刷り重ねるコロタイプ印刷は版画そのもの。美しいものが美しく再現されています。いつまでも色褪せず、時を重ねるほど醸成される風合いがコロタイプ印刷の魅力です。



←コロタイプ印刷葉書 北野恒富 「戯れ」

七転び八起き 開運 「姫だるま」

030877f2京都のあちこちで授与されている
起き上がりこぼしの「姫だるま
①壬生寺の「だるまお守り」
②吉田神社の「だるまみくじ」
③市比賣神社の「姫みくじ」
①にはおみくじは仕込まれておらず、だるまさんのお守りとして授与されます。②と③はくるくる巻かれたおみくじが胴体に仕込まれています。 
他にも達磨寺や矢田寺にも同様の
「姫だるま」があるそうです。

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おなかの模様が少しずつ違います。
①と③の背中には寺社名が貼られています。
②の吉田神社のだるまさんの底には、節分の鬼のシールが貼られています。

おみくじは境内に結わえ、だるまさんは家に連れて帰る人が多いようです。

新京極 誓願寺 「和泉式部の茶ふきん」

DSC01289新京極六角にある誓願寺は浄土宗深草派の総本山です。
   「誓願寺と女人極楽往生」
娘に先立たれた和泉式部はその悲しみから世の無常を感じ、この誓願寺に48日間こもって一心に念仏をとなえました。すると霊夢に老尼が現れて「念仏をとなえれば女人の往生も間違いなし」とのお告げがありました。
式部は尼となって庵を結び、そこでめでたく往生したのです。この庵室が「誠心院」であり、いまも誓願寺のすこし南に現存しています。
この茶ふきんの絵は、誓願寺に伝わる「誓願寺縁起絵巻」から極楽の菩薩となった和泉式部の姿を忠実に写したものだそうです。

今熊野観音寺 その2 頭痛封じ 「枕宝布(まくらカバー)」

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頭痛封じ、ぼけ封じ、ご祈祷済 枕宝布(まくらカバー)
頭痛、ぼけ、とも心当たりあり、躊躇なく購入しました。

後白河法皇頭痛封じ霊験記

源平争乱などの不安定な世情にあった平安後期、ご心痛の多かった後白河法皇には、激しい頭痛の持病がありました。そこで、頭痛封じの観音さまとして評判の高かった今熊野観音に頭痛平癒のご祈願をされたところ、ある日の夜に法皇の枕元に観音様が現れました。
そして法皇の病める頭に向けて光明をお差しかけ下さいました。

すると永年苦しんでこられた頭痛が、不思議にもたちまちに癒えてしまいました。
法皇は今熊野観音を頭痛封じの観音としてさらに天下に知らしめ、益々篤く信仰されるようになりました。

今熊野観音寺 その1 「風除大師」のお札


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今熊野観音寺は、東山区の泉涌寺の山内にあります。
西国三十三所観音霊場第十五番、洛陽三十三所観音霊場第十九番、近畿ボケ封じ観音第一番の札所として広く親しまれています。
平安時代嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開創しました。
ひどい頭痛持ちであった後白河上皇を治癒したことでも有名で、頭痛、病気封じ、智恵授かりの霊験あらたかとされています。
大師様の描かれた、ありがた~いお札をいただいてきました。
この「風除大師」のおふだは、病気の「風邪」と、台風などの「風害」の両方を除ける意味が込められているそうです。

妙心寺法堂天井 「雲龍図」手ぬぐい

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狩野探幽筆 「八方睨みの巨龍」

「雲龍図」絵馬と同様に、妙心寺の宿泊施設「花園会館」の売店で買い求めた手ぬぐいです。
いままでの素朴な趣の手ぬぐいとは全く違い、リアルな画像がそのままプリントされた手ぬぐいです。

禅宗の法堂の天井は、板が一面に張られた鏡天井となっていて、そこには必ず丸龍が描かれています。
古来より龍は仏法を守護する瑞獣、この法堂の空間を守る大切な役目を果たしているのだそうです。


嵯峨野 「落柿舎」オリジナル手ぬぐい

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松尾芭蕉がもっとも信頼を寄せていた門弟のひとり
向井去来が結んだ庵として知られる「落柿舎」
のどかな嵯峨野の田園風景の北側に
ぽつんと小さな茅葺の庵が佇んでいます。
嵯峨野めぐりには欠かせない観光スポットのひとつです。
オリジナル手ぬぐいを見付けました。

柿主や こずえはちかき あらし山      去来

松尾芭蕉も何度かこの庵を訪れています。
「嵯峨日記」はこの庵で誌したといわれています。

「嵯峨日記」の最尾の句
五月雨や 色紙へぎたる 壁のあと       芭蕉

よしもと祇園花月 「芸人手ぬぐい」

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久々に中高年の娯楽の殿堂「祇園会館」で映画を見てきました。
邦画の二本立てで、「はやぶさ」と「奇跡」でした。

祇園会館は、以前は映画館でしたが、去年から平日の夜と、土日は
よしもとの芸人さんによる興業がおこなわれています。
売店にこんなものが売っていたのでつい買ってしまいました。
清水寺や八坂の塔、金閣寺が描かれていますので、祇園花月のオリジナルグッズに相違ありません。
あれ~~~!大文字の「大」の字が「笑」になってる・・・(笑)

「芸艸堂(うんそうどう)」 歌川広重の猫シール

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明治24年創業、現在日本で唯一の手摺木版和装本の出版社「芸艸堂(うんそうどう)」は寺町通二条下るにあります。

浮世絵などはとても高くて手が出ませんが、所蔵している江戸~大正の図版をもとにしたリーズナブルなポストカードや一筆箋などの文具類も多数揃っていて楽しいです。

←歌川広重の浮世画譜に登場するユーモラスな
  「猫」のシール   315円

京都土産の包装をこのシールで止めてさしあげたら、センスの良さで一目おかれるかもです。
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