しげ爺さんの京都つれづれ

のほほ~んとみほとけなど見て歩く今日この頃のこと

京の絵馬めぐり

北野天満宮 迎春ジャンボ絵馬

終い


今日は、今年最後の北野天満宮の縁日「終い天神」 早朝から老若男女の参拝客で賑わっていた。
迎春準備として、本殿へ向かう楼門には来年の干支「申(さる)」のジャンボ絵馬が掲げられている。  
ヒノキ製で、縦約2・3メートル、横約3・3メートル、厚さ約3・5センチで、重さは約120キロにもなるそうだ。
堂本印象の流れをくむ画家、三輪晃久さん(81)が半月かけて仕上げた大作だ。 


京の絵馬めぐり 妙心寺法堂「雲龍図」絵馬

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法堂天井 雲龍図
ご開山関山慧玄国師の300年忌を記念した法堂の建造にともない、狩野探幽が55歳のときに、8年の歳月を要して描きあげたという大迫力の雲龍図。直径12m、龍の目は円相の中心に描かれていますが、立つ位置、見る角度によって、龍の表情や動きが変化するように見えるため、
通称「八方にらみの龍」といわれています。
妙心寺の宿泊施設「花園会館」の売店に雲龍図絵馬がありました。

京の絵馬めぐり  豊国神社(とよくにじんじゃ)「瓢箪絵馬」

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豊国神社は東山区、大和大路と七条通りの交差点の北側、国立博物館の北側に位置します。
通称「ほうこくさん」。豊臣秀吉を「豊国大明神」として祀っています。
徳川家康により廃祀されましたが、明治天皇により別格官幣社列せられ、この地に復興されました。
絵馬は秀吉にちなんで瓢箪形で、たくさんの絵馬が吊るされている様はまさに千成瓢箪のようです。

京の絵馬めぐり 「蛸薬師堂(たこやくしどう)」 たこの絵馬

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蛸薬師堂は、中京区の賑やかな新京極商店街のその名も「蛸薬師通り」にある小さなお寺です。
その昔この寺に善光という親孝行な僧侶が住んでおりました。
善光は戒律に背いて病気の母のために蛸を買って帰るところを町の人に見とがめられました。
「僧侶の身でなまものを買うとは何事だ!」とばかり箱を開けるよう求められたのです。
善光は薬師如来に「お助けください」と一心に念じました。
すると不思議なことに、蛸の足が八巻の妙法蓮華経に変わり、この難局を逃れられたといいます。
その後、母の病気も全治し、これは親孝行の僧侶を守った本尊の霊験であるとして、本尊の薬師如来を蛸薬師というようになったと伝えられています。


京の絵馬めぐり 安井金比羅宮の「ダジャレ絵馬」

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                                               商売繁盛祈願の「藻を刈る絵馬」(儲かる絵馬)
安井金比羅宮は建仁寺のすぐ東にあります。
この絵馬は雨のなかで藻を刈っている図で「降るほど儲かる」の意味だそうです。
悪縁を切り良縁を結ぶパワースポットとしても人気を集めています。

京の絵馬めぐり 建仁寺 「風神絵馬」

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四条の花見小路を南に行き、祇園甲部歌舞練場を通り過ぎるとすぐ建仁寺の北門に突き当たります。
祇園の真ん中にあるのにとても静かで、ゆったりとした気分にしてくれる大好きな寺のひとつ。
京都最古の禅寺、開山は栄西禅師です。
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」は教科書でもお馴染み。
いま建仁寺に展示されているのはレプリカなので写真撮り放題です。

京の絵馬めぐり 白峯神宮 「蹴鞠絵馬」

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堀川今出川の交差点を少し東に行ったところ、北側に「白峯神宮」があります。
この地は平安の昔から蹴鞠と和歌の宗家として朝廷に仕えた公家、飛鳥井家の屋敷があったところ。
境内にある飛鳥井家の「精大明神」は球技と芸能の神様、古式ゆかしい「蹴鞠奉納」が有名です。
飛鳥井家の蹴鞠つながりから、球技の上達を願う人々が多く訪れるようになりました。
Jリーガー有名選手より奉献されたボールやサインなどを見ることができ、修学旅行生には絶大な人気があります。

京の絵馬めぐり 矢田寺 恐怖の「救い絵馬」


救い絵馬


                                       ぎゃ~~~!怖え~~~!
                                           釜茹でにされて喘ぐ罪人に僧侶が手を差し伸べています。

矢田寺は三条寺町を北に上がったところにある小さなお寺です。
本尊は苦しみを代わりに受けてくれる「代受苦地蔵」として知られています。
寺に伝わる「矢田地蔵絵巻」の一場面を描いたのがこの「救い絵馬」です。
なんともおどろおどろしい図柄で、子供が見たらきっと泣き出してしまうでしょう。


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