• 六曜社何十年も前のこと
    河原町三条の「六曜社」の近くの二階に
  • 「コニーアイランド」という古めかしい喫茶店あった。おじいさんが珈琲を淹れ、おばあちゃんが運んでくれる、「三丁目の夕日」にでてきそうな
  • ほのぼの昭和な店だった。
    いまでもふと思い出すことがある
    いつの日か火事で焼けてしまったらしい。
    「六曜社」一階の若き店主に「コニーアイランド」のことを聞いてみた。
    「ああその店は北隣の二階にあったようです。僕のおじいちゃんがやっていたんです。」
  • ・・・そうだったのか
    「六曜社」の珈琲にはいまだに角砂糖が二個添えられ、フレッシュミルクは金属製のピッチャーに入れられている。店内は禁煙でもなければ分煙でもない。テーブルには灰皿がおかれ大淵陽一デザインのマッチが必ず置かれている。
  • スタバやドトールなどが幅を利かせる昨今でも、 「六曜社」は熱烈ファンに愛され続けている。