ゴスペル   「哲学の道」の一本西、鹿ケ谷通りにひときわ目立つ白亜の洋館があります。ヴォーリス建築務所の設計により個人の邸宅として建てられたものだそうです。
  決して古い建物ではありませんが、あの「駒井家住宅」や「東華菜館」といったヴォーリスの優美な洋館建築の流れを汲む建物なのかもしれません。



ゴスペル2
元邸宅の二階リビングが今は「ゴスペル」というカフェになっています。
 ゆる~いスタンダードジャズが流れる店内は、アンティーク調でまとめられ、とても落ち着いた雰囲気でした。
 階段や窓枠の細工など、随所にこだわりが感じられ、古き良き時代の建築のように思えてきます。
 散策の途中にひと休みするには打って付けのカフェではないでしょうか。