P1010266京都の旧市街を歩くと街角にやたら大きな石が転がっているのを見かけます。いけず石」関西では「いけず」=「意地悪」という意味なので直訳すれば「意地悪な石」ということになります。
ただでさえ幅員の狭い京都の道に、敷地との境界を指し示すように置かれています。 そのため車のボディを擦ったりするので、通行する側からするととても意地悪で迷惑な石に違いありません。
P1010268この「いけず石」、置いた側の京都人気質をよく表していると思えます。

「こんな細い道に大きな車で入って来たらあきまへんえ~」とか

「これ以上寄ると車に傷がつきますえ~」という親切心を角が立たないよう無言のうちにいい表しているのです。ただし本音は「うちの大事な外壁を、車で傷つけんといてや~」なのです。


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