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武信稲荷神社は中京区の三条商店街の中ほどの少し南の地にあります。

境内に樹齢約850年、高さ約 23m、幹周り約4mという榎の巨木があり天然記念物に指定されています

武信稲荷社の南には幕府直轄の六角獄舎があり、幕末の勤王の志士が多数収容されていました。
その中に坂本龍馬の恋人おりょうの父が勤王家の医師であったため捕らえられていたのです。
先に様子を見にきた竜馬は、後に訪ねてくるに違いないおりょうへの伝言にこの大きな榎の幹に「龍」の字を彫ったと伝えられています。



CIMG3459離れ離れになっていた龍馬とおりょう
自分は今も生きている。そして京都にいる。」という龍馬からおりょうへの愛の伝言であったのかもしれません。
龍馬が京都にいることを知ったおりょうは二人の共通の知人を訪ね、それにより二人は再会できたといわれています。