しげ爺さんの京都つれづれ

のほほ~んとみほとけなど見て歩く今日この頃のこと

季節を映す京菓子 「花びら餅」

花びら餅

初春を祝う京菓子の代表格「花びら餅」
白味噌餡と牛蒡、うす紅の菱餅を白い餅で包んだいわゆる「お菓子のお雑煮」
宮中では600年もの昔からおせち料理のひとつとされていたそうだ。
元祖は御ちまき司としても有名な「川端道喜」
本日は「仙太郎」で買い求めてみた。白い餅から透けて見えるうす紅が美しい。

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加藤順漬物店 元祖 『ちりめん菜の花漬』

加藤順
京都は数え切れないほどの漬物屋がひしめき合い、どの店を選んでも美味しい漬物が堪能できる至福の町なのだが、味にうるさい知人の多くがナンバーワンだと推奨するのが川端二条の加藤順漬物店だ。
大手ではない間口の狭い小さな店は、年末の買い物客で溢れていた。



加藤順1上左 摘みたて「ちりめん菜の花漬」
上右 京舌鼓の志ば漬け
下  樽だし 千枚漬
特に「ちりめん菜の花漬」は苦味のないしゃきしゃきとした食感で、見た目も鮮やかな逸品だ。
当店が花が咲く前のつぼみで浅漬の菜の花漬を考案した元祖だそうだ。

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美しい迎春菓子の数々 「大極殿本舗六角店 栖園」

大極殿4


大極殿本舗のカステラ(春庭良)が食べたくなって「大極殿本舗六角店 栖園」を覗いた。
というか見事な迎春菓子の見本をみたくてカステラを買いに行ったと言うべきかもしれない。
迎春菓子は予約販売のみなので買い求めたことはないのだが、鑑賞させてもらってカステラを買うのが
この時期の恒例行事のようになってしまっている。
よく見ると向かって右のほうの二皿に菓子が乗っていないのに気がついた。
悪い客が食ってしまったのかも知れない。

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コニーアイランドの思い出 「六曜社」

  • 六曜社何十年も前のこと
    河原町三条の「六曜社」の近くの二階に
  • 「コニーアイランド」という古めかしい喫茶店あった。おじいさんが珈琲を淹れ、おばあちゃんが運んでくれる、「三丁目の夕日」にでてきそうな
  • ほのぼの昭和な店だった。
    いまでもふと思い出すことがある
    いつの日か火事で焼けてしまったらしい。
    「六曜社」一階の若き店主に「コニーアイランド」のことを聞いてみた。
    「ああその店は北隣の二階にあったようです。僕のおじいちゃんがやっていたんです。」
  • ・・・そうだったのか
    「六曜社」の珈琲にはいまだに角砂糖が二個添えられ、フレッシュミルクは金属製のピッチャーに入れられている。店内は禁煙でもなければ分煙でもない。テーブルには灰皿がおかれ大淵陽一デザインのマッチが必ず置かれている。
  • スタバやドトールなどが幅を利かせる昨今でも、 「六曜社」は熱烈ファンに愛され続けている。

路地奥の名店 甘泉堂 「栗むし羊羹」

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祇園の四条通りのビルとビルの間、人ひとりが通れる程の細い路地を北に上がったところに店を構える
甘泉堂
こんな目立たない路地奥に知る人ぞ知る創業120年という老舗があるのも京都ならでは。
春から夏の「水羊羹」、秋から冬の「栗むし羊羹」は花街のお母はんも一押しの逸品です。
ずっと気になっていながら食べたことのなかった「栗むし羊羹」を買ってみた。一本1700円也。
竹皮の上からザックリと包丁を入れて切り分けていただきます。
いままでの羊羹の概念を覆すゆるゆるとした滑らかさ・・・ほのかな甘さの小豆の風味とほっこり蒸された栗のおいしさが絶妙に調和する。
家内と二人で一本を食べきれるかしらと思ったが、あっさり完食してしまった。

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京の風物詩 千本釈迦堂 「大根だき」

sennbonnshakadou


四年ぶりに千本釈迦堂の「大根だき」へ行く

千本釈迦堂の大根だき供養釈迦が悟りを開いた日を記念した催事。
昔からこの大根を食べると中風にかからないと言われて いるらしい。

昨日のテレビ番組で報道されたせいか大行列の大盛況
一杯千円もする大根の煮しめに、一時間もの間じっと並んで待ち続ける日本人の善良さよ・・・
この平和がいつまでも続きますように

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2014紅葉 「栄摂院」

栄摂院2

黒谷金戒光明寺の塔頭 「栄摂院」 今年もとびきりの赤だった。
もう何も言うことなし・・・2014 これで見納めにしよう

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2014紅葉 京都御苑

京都御苑2
見物客でごったがえす東福寺や永観堂などに行かずとも、街中の京都御苑で十分紅葉が楽しめる。

広大な敷地に紅葉の木は数知れず
なのに人影はまばらだ。
見事に染まったものからほんのり色づいたばかりのものまで、さまざま



京都御苑3


ゆったりとした気分で深まりゆく秋の風情を堪能するには京都御苑がベストではなかろうか。


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将軍塚青龍殿 国宝「青不動」御開帳

国宝 青不動

青蓮院の塔頭 将軍塚青龍殿 国宝「青不動」御開帳 10/8~12/23
東山山頂に新たななお堂「青龍殿」が今年10月に落慶
それを記念して、平安仏画の最高傑作といわれる「青不動」が御開帳されている。
もともと朝廷内で祀られていたものを、平安末期に皇室と縁の深かった青蓮院に下賜されたという、
国宝中の国宝だ。
憤怒の形相の不動明王や、待者である二童子の表情もどこか漫画チックだ。
また燃え盛る火焔をよく見ると、七羽の伝説上の火の鳥「迦楼羅(かるら)」が生き生きと描かれているのがわかる。 

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2014紅葉 将軍塚「青龍殿」

将軍塚
東山の山頂に、青蓮院の飛地境内である将軍塚大日堂がある。
この地に今年10月新たなお堂、「青龍殿」が落慶し、国宝の仏画「青不動」が御開帳されている。




将軍塚2


青蓮院より将軍塚までシャトルバスが運行されていて、多くの人で賑わっている。

境内のもみじが燃えるような見頃をむかえていた。

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