しげ爺さんの京都つれづれ

のほほ~んとみほとけなど見て歩く今日この頃のこと

京の小道 「図子(辻子)」 と 「路地」

元図子

京都の旧市街は、碁盤の目のような区画割りになっていますが、広い道路に囲まれた四角形の碁盤の目の中にはその内部を利用するために、さらに多くの小道が通っています。
小道には向こう側の大通りへ抜けられる道と、袋小路になっている道があります。
通り抜けられる道のことを図子(辻子)といいます。
行き止まりの道のことを路地と言い、京都では「ろーじ」と伸ばして呼ばれています。

←画像は上京区の元図子町  図子の入り口の通路上に建物がありトンネルのようになっています。袋小路のように見えますが、折れ曲がって反対側の大通りに出ることができます。
有名な東山の石塀小路なんかも「ねねの道」に通り抜け出来ますから、図子なのかもしれません。

三上家長屋
←こちらは以前にも紹介した上京区の三上家路地

部外者が入り組んだ図子や路地の奥にに踏み込むのは結構勇気がいりますが、思い切って迷い込んでみると、意外な銘店を発見したり、忘れ去られたように小さな遺跡があったりして楽しいです。

北区紫野界隈  常槃井(ときわい)

常盤井
「常槃井」は「常盤化粧井」とも呼ばれており、牛若丸の母、常盤御前が化粧に用いた井戸だといわれています。
 現在、井戸は涸れてしまっているのですが、手前に水道の蛇口がちゃんと据えられてあるのがなんともほほえましい。

何気ない住宅地の片隅で歴史の爪跡がひっそり残されているのを見つけるのも京都ならではの楽しみです。

二年坂  甘党 「かさぎ屋」

かさぎ屋外観
清水寺の帰り道、三年坂から二年坂をうろうろ
あのおばあちゃんはまだいるのかな?覗いてみました。

大正時代から続く甘味屋さんの「かさぎ屋」
竹久夢二がよく通っていたことでも有名です。

おっさん独りで入るにはちと抵抗がありますが・・・
入っちゃえ~!アベック一組以外は女性客ばかりでした。

さすがにあのおばあちゃんはもういませんでした。





かさぎ屋
十坪あるなしの店内は年季の入ったテーブルや椅子が
レトロです。
定番の「三色萩乃餅」を注文しました。
こし餡、粒餡、白餡、の三色おはぎ
上品な味ですが三年坂の「イノダ」でステーキサンドを食べたばかりなのでおはぎ三個は甘党のわたしでも少々
キツイです。ゲップ

 清水寺  随求堂(ずいぐどう) 胎内めぐり

CIMG2891紅葉シーズンは人が多いので避けていましたが、もういいかなと思い清水寺を久々に訪れました。
いまでもけっこう人は多いです。
仁王門をくぐると三重塔がありその右手に随求堂があります。
  大悲母のお腹の中へ一度戻ってみませんか?
 ~暗闇の中であなた自身の光を感じてください~
という「胎内めぐり」はしたことがないので、100円払って体験することに。
本尊の大隋求菩薩の胎内にみたてられた真っ暗な御堂の下に降りていきます。闇の中を左手に大きな数珠を辿りながらお詣りします。
これってお化け屋敷より怖ええぞ~~!
そろりそろりとしばらく行くとぼんやりと明るい隋求石が見えてきてやっとひと安心です。


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この石を三回まわして拝むと願い事が叶うそうです。

シンボル文字は梵字のハラです。








千本西陣界隈 今も息づく庶民信仰

CIMG2885釘抜地蔵(石像寺)

うちの婆ちゃんが具合が悪くなると必ず「くぎぬきさんに連れてって」と言う地蔵様です。

願いが叶うと奉納される釘抜きと八寸釘の絵馬がお堂の周りを埋め尽くしています。

巣鴨のとげぬき地蔵さんほどではありませんが、庶民の厚い信仰を集めていて、平日でも次から次へと絶え間なくお参りの人が訪れています。

千本通りには、我が家の御用達「五辻の昆布」さんや、漬物の「近為」さんがあり、とても楽しみな界隈です。

CIMG2881
千本ゑんま堂(引接寺)

釘抜さんよりもう少し北、千本通りの西側にあります。
小野篁の開基ともいわれ、大迫力の閻魔王さまが本尊です。
ゑんま様は死んでしまった人間を、あの世のどこへ送るかを決める役目を担っていて、怒りの表情で地獄の恐ろしさを語り、嘘つきは舌を抜くぞと説いてくださるのだそうです。

庶民的な千本商店街にあり、暮らしに根付いた信仰をあつめる釘抜さんと千本ゑんま堂は、京都らしい優雅さはありませんが親しみのもてるパワースポットです。

紫野界隈 小野篁と紫式部の墓

CIMG2872右が小野篁の墓
左が紫式部の墓
堀川北大路の交差点を少し南に下がった西側にありました。小野篁には昼は朝廷に勤務し、夜は閻魔様に仕えていたという伝説がありますが、なんで紫式部の墓と寄り添うように並んでいるのでしょうね?
そういえば小野篁が創設した「千本閻魔堂」にも紫式部の供養塔がありました。二人の間に不思議な関係があったのかもしれません。


西陣界隈 「船岡温泉」 「西陣さらさ」

CIMG2879船岡温泉

京都にも近年スーパー銭湯なるものが次から次へといっぱい誕生しましたが、昔ながらの下町の銭湯は衰退の一途です。
ところがどっこい「船岡温泉」は昔ながらの銭湯でありながら日本最強といわれ、銭湯マニアには超~有名らしいです。大正時代の料亭「舟岡楼」がどういうわけか銭湯になったのだとか。外観を観ただけでも十分風格が感じられますが、内部はもっともっと凄いらしいです。天井の極彩色の天狗の彫り物とか、欄間の透かし彫りとか、カラフルなマジョリカタイルなどなど(すんません、すべて受け売りです)
有形文化財に指定されているのですから、もう入湯するしかない・・・でも営業は午後3時からでした。
残念、また来ます。

CIMG2874
西陣さらさ

船岡温泉のすぐ近く、おなじ鞍馬口通りにあります。
こちらは「藤ノ森温泉」という銭湯がカフェになったのだそうです。

ランチはここでと思っていたのですが、時間が早すぎたのかクローズの看板が・・・またまた残念
入店は次回持越しです。

東山界隈 西行庵

CIMG2850

西行庵は円山音楽堂の南側の目立たないところにあります。平安時代の代表的な歌人西行法師の終焉の地だそうです。

さすがにこの時期になると訪れる人もなくひっそりとしていますが、庭先の紅葉がまだ綺麗です。

平野家本店 『 いもぼう 』

平野家

松本清張や夏目漱石の小説にでてくる「いもぼう」で有名な平野家本店です。円山公園の北東にあります。

去年の暮れにNHKで松本清張の「顔」が放送されましたが、ここで撮影されたシーンがあったのを思い出し、食べてみることにしました。

芋と棒鱈の炊き合わせは京都の家庭料理の定番です。我が家でもおせち料理には欠かせない一品です。
あえて外で食べる料理でもないので、いままで平野家さんには入ったことがありませんでした。




いもぼう
ちょっと奮発して湯豆腐ともう一品がついた
「いもぼう湯豆腐セット」3675円を注文しました。
左の椀ものがメインの「いもぼう」です。
けっこう大きな海老芋が2個、そのうえに棒鱈がのり、ゆずの皮の千切が添えられています。
海老芋はほくほく、しっかりした味付けで、家庭の味とはやはりひと味違うなと思いました。美味しいです。
でもメインは「いもぼう」なんですから、基本メニューの
「いもぼう御膳」2520円で十分かと思います。

北白川疎水道  ~哲学の道は何処に続く~

疎水道熊野若王子神社から銀閣寺の参道に至る疎水沿いの道は、「哲学の道」として知られていますが、その疎水がその後何処に流れているかは意外と知られていません。
今出川通りと平行にしばらく西方向に進んだ後、北白川の住宅地を北西方向に流れ、最終的には高野川に合流しています。
(↑の記載は堀川に合流が正しいそうです。訂正してお詫び申し上げます。おっくんさん御指摘ありがとうございました)
この疎水沿いも、哲学の道と同様に遊歩道として整備されているのですが、観光客はほとんどこちらには流れてきません。地域住民の生活に馴染んだ散歩道といったところでしょうか。物思いにふける哲学の道というなら、こちらの方が相応しいと私は思います。
色づきの遅かった紅葉が今見頃です。
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    年齢*半世紀以上
    趣味*もちろん竹工芸
    住所*京都の西山の麓
    特技*たけのこ堀り
    似ている人* 阿藤 快
    好きな食べ物*はならっきょ
    嫌いなたべもの*高野豆腐

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